丸茂城 (まるもじょう) (市の史跡)
最寄地 島根県益田市美都町丸茂1084 2022.11.8
丸茂城 (まるもじょう) (市の史跡)
最寄地 島根県益田市美都町丸茂1084 2022.11.8
登城ルート
馬場への登り口・標識・説明板
馬場跡
南側3重堀切
主郭
主郭・城跡碑
畝状竪堀
丸茂城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【感想】 美都町丸茂にある南から伸びた馬蹄形状の尾根に築かれている。東の尾根先端に主郭があり西尾根は馬場となっている。
主郭の北には堀切、畝状竪堀が設けられ、南尾根には3重堀切で防御している。
【案内】 国道191号線に面した表記番地東に東側入口があり[マップコード520 300 656*77]、南の民家庭先から遊歩道が設けられている(フエンス扉あり)(地図)。天満宮跡を通って主郭に行くことが出来る。
また国道を西に200m程行った所にも入口があり、説明板、標識が建てられている[マップコード520 300 500*14](地図)。馬場経由で主郭に行くことが出来る。
昭和56年(1981年)3月24日、益田市の史跡に指定されている。
【歴史】 鎌倉時代中期、七尾城の東方の守りとして丸茂兼忠により築かれたと伝えられる。
兼忠は益田市域に勢力を誇った益田氏5代兼季の第4子で、丸茂地頭に任じられ丸茂氏を称した。
その後、丸茂郷の領有は安富氏に移り、戦国時代には益田氏と三隅氏の間で激しい争奪戦が繰り返された。