高尾城 主郭跡（地図）

【遺構★★★☆☆   比高60ｍ】

【感想】 　鮎河城の北北西約４００ｍの標高４０８ｍの鷹尾山頂上にある。主郭の東西に夫々堀切があり、南側に腰郭、畝状竪堀が残っている。主郭周辺にフエンスが張られ、入りづらかった。

【案内】 　県道９号線の鯎(うぐい)川の橋南の公園駐車場が利用できる［ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ213 731 210*26］（地図）。

　県道９号線を北に約４００ｍ、東に約３００ｍ行き北にある鷹尾山地蔵堂の墓地横より登る（地図）。 主郭の東西に夫々堀切があり、南側に腰郭、畝状竪堀が残っている。

【歴史】 　南北朝時代、南朝方の頓宮弥九郎（鮎河弥九郎）が南朝軍反撃の拠点とした。建武五年（１３３８年）頓宮弥九郎は兵を挙げ、鮎河城に立て籠もったが、その時、高尾城も使用されたといわれる。

　北朝方の佐々木秀綱に従った山中橘六、小佐治右衛門三郎、美濃部兵衛三郎らの軍に攻略され、落城した。

　戦国時代、鮎河城と共に黒川氏が再び使用し改修したと考えられている。

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