小松原館 (こまつばらやかた)
所在地 和歌山県御坊市湯川町小松原50 2018.10.20
小松原館 (こまつばらやかた)
所在地 和歌山県御坊市湯川町小松原50 2018.10.20
湯川中学校
湯川子安神社・館跡の石碑
堀跡
小松原館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 市立湯川中学校とその西の県立紀央館高等学校敷地一帯が館跡であり、遺構はほとんど消滅している。
東西約200m南北約150mの広大な規模と想定され、湯川子安神社の南側に堀が一部残っている。当日、堀跡の水は涸れていた。
【案内】 御坊市立湯川中学校(表記番地)南側に湯川子安神社があり、鳥居横に「小松原館跡」の石碑が建てられている[マップコード302 559 297*05] 。
【歴史】 天文十八年(1549年)、11代亀山城主湯川直光は、「亀山城は寒風の吹く季節は住み難い」との理由から亀山城の山麓に居館を構えた。
天正十三年(1585年)、12代城主湯川直春は豊臣秀吉の紀州征伐の際、秀吉に従わなかったため、秀吉の大軍によって亀山城を攻められ、自ら城を焼き敗走した。