柳生陣屋 (やぎゅうじんや)
所在地 奈良県奈良市柳生町340 2018.7.11
柳生陣屋 (やぎゅうじんや)
所在地 奈良県奈良市柳生町340 2018.7.11
陣屋西側道路
柳生公民館
柳生城趾の碑
陣屋跡(東側)
陣屋跡(北側)
柳生陣屋跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 柳生城と柳生川を挟んだ台地に築かれている。昭和55年(1980年)公園として整備され、現在に至っている。
【案内】 国道369号線より右折して登って行った柳生公民館(表記番地)の駐車場を利用させてもらった[マップコード502 219 019*76]。
柳生公民館も陣屋敷地の南側に位置している。その北側に陣屋跡が公園となっており、中央西付近に柳生城趾の碑が建てられている。
【歴史】 慶長五年(1600年)柳生石舟斎宗厳の五男宗矩は、関ヶ原の戦功により徳川家康に取り立てられ柳生家再興を果たした。
寛永十三年(1636年)徳川将軍家剣術指南役として仕官し、「将軍家の剣」として認められ、1万2千5百石を与えられて、江戸常駐の定府大名となった。
柳生宗矩は父宗厳の菩提を弔うため芳徳寺を建立し、引き続き3年の歳月を費やし、寛永十九年(1642年)に柳生陣屋が完成した。2代十兵衛三厳が増改築した。
延享四年(1747年)火災により全焼し、仮建物のまま明治の廃藩置県で廃止された。