佐良山城 (さらやまじょう) (篠山城・笹山城・皿山城)
最寄地 岡山県津山市皿260 2020.3.14
佐良山城 (さらやまじょう) (篠山城・笹山城・皿山城)
最寄地 岡山県津山市皿260 2020.3.14
登城ルート(緑線は車道)
県道にある説明板
墓地裏の道
主郭・土塁
堀切・土橋(左が主郭)
西の郭
西の 竪堀
佐良山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高190m】
【感想】 津山市皿の標高306mの笹山に築かれている。鬱蒼とした主郭は広く、倒木が朽ちており、南北中間に土塁が見られる。南東側は窪地となっており、ここが月見池か?
南側下段に横堀、西側下段に土橋付きの堀切があり、西の平坦地や竪堀など期待以上によく残っていた。
墓参中の民家の人の話で、小さい頃墓地裏から登っていたという事だった。
【案内】 笹山北麓の県道449号線に説明板が建てられている(地図)。
そこより南に行き橋を渡って右に行くと、表記番地手前左側の空き地に駐車できる[マップコード153 432 335*62]。
民家左を進むと墓地があり、背後から斜めに登る道がある。2股になる所を右に行くと、視界が開けやや傾斜した居館跡のような平坦地がある。そこを南に突っ切ると堀道が現れ、延々登ってゆくと主郭北の段郭に着く。
南に藪を抜けると、最高所に荒れ果てた主郭がある。西側下段に郭があり、大きな竪堀が見られ、南に行くと、土橋付の堀切がある。その南に主郭の横堀が残っている。
【歴史】 永正年間(1504~21年)山名氏の武将入谷河内守源長昌により築かれたと云われる。
その後、毛利氏の配下の肥田左馬助に攻められ落城した。さらに宇喜多氏の配下の荒神山城主・花房職之が落とした。その後、小早川氏の傘下になって、廃城となった。