波川玄蕃城 (はかわげんばじょう) (町の史跡)
最寄地 高知県吾川郡いの町波川1001 2018.3.7
波川玄蕃城 (はかわげんばじょう) (町の史跡)
最寄地 高知県吾川郡いの町波川1001 2018.3.7
登城ルート(緑線は車道)
2郭と主郭
虎口
主郭・説明板・城跡碑
土塁
いの町方面の眺望
波川玄蕃城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高160m】
【感想】 仁淀川右岸の標高171.8mの山頂に築かれており、主郭の周囲に土塁が巡らされ北西と南西に出入り口があり、北側下段に2郭がある。
【案内】 土讃線「波川駅」の南西、表記番地より約1.3kmの林道が山頂北の駐車場に通じている[181 738 052*22]。
頂上には放送塔が設置され、土塁が残り、石碑、説明板が建てられている。
昭和四十六年(1971年)2月25日、いの町の史跡に指定された。
【歴史】 天正元年(1573年)頃、波川玄蕃頭清宗により築城された。
清宗は長宗我部元親の妹婿であったが、元親に謀叛を企てたといわれ、天正八年(1580年)阿波海部で詰腹を切らされた。清宗の死後一族が元親に亡ぼされ、廃城となったと推定される。