竹ヶ森城 (たけがもりじょう)
最寄地 愛媛県北宇和郡鬼北町国遠1007 2021.3.7
竹ヶ森城 (たけがもりじょう)
最寄地 愛媛県北宇和郡鬼北町国遠1007 2021.3.7
登城ルート
弓滝神社・塀の横より入り、民家裏から登る
南の郭
主郭手前の堀切
主郭の土塁・三角点
北1段の帯郭
竹ヶ森城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高100m】
【感想】 河後森城の北東約5kmに位置する標高225.1mの山頂に築かれている。
主郭は南北に細長く中央の土塁で区分されており、北側が1m程低くなっている。北端に2段の帯郭があり、南側に堀切、細長い南郭、堀切と並んでおり西側は急崖となっている。
【案内】 県道441号線より北に行った弓滝橋右に駐車スペースがある[マップコード176 321 377*20]。弓滝神社周辺の駐車は難しい。
弓滝橋を渡り、弓滝神社の東側手水鉢付近から東側民家の脇を奥に進み、五輪塔へ続く道がある(地図)。五輪塔の右から登って行くと尾根に出、尾根を真っ直ぐ登って行くと左側に崩落個所があり、さらに登ると堀切がある。
その上に南側の南北に細長い平坦地があり、その北に堀切、主郭がある。主郭は広く中央に土塁、三角点があり、北側は少し低くなっている。北辺に2段の帯郭が見られる。
【歴史】 河後森城の番城として築かれ、薄木城主・松丸重宗が守り、後に河後森城を奪った芝源三郎の一族芝左京進が城代となった。
天正十一年(1583年)豊臣秀吉の四国征伐により、河後森城と共に開城した。