今田氏城館 (いまだしじょうかん) (今田城・河内山城) (県の史跡)
最寄地 広島県山県郡北広島町今田133 2016.5.18
今田氏城館 (いまだしじょうかん) (今田城・河内山城) (県の史跡)
最寄地 広島県山県郡北広島町今田133 2016.5.18
登城ルート
居館跡
登り口にある城館碑
3郭・奥に井戸
二の丸跡
本丸跡・城趾碑
今田城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道316号線の表記番地東を左折し約900m行くと、「今田城 こぶしの名水」があり、湧水の出る蛇口が設けられている。道路の東側に駐車場が用意されている[マップコード 322 285 650*35 ]。100m程南に居館跡があり、石垣が残っている(地図)。
「今田氏城館跡」の石碑が建てられ、遊歩道を登ってゆくと、狭い4郭があり、その上に3郭がある。3郭の先に井戸が残っている。
3郭の上に2郭があり、その上段に本丸跡がある。本丸跡の北側に土塁が残り、「今田城趾」碑、説明板が建てられている。
平成元年(1989年)11月20日、広島県の史跡に指定された。
【歴史】 山県一族の今田氏の在地及び交通支配の拠点であった。戦国時代初期、今田氏が没落すると、吉川経高がこの城館を継承した。
毛利元就の次男元春が吉川家を相続してからは、吉川元春の居城日山城(ひのやまじょう)の支城としての役割を果たしたと思われる。