黒木城 (くろきじょう)
所在地 長崎県壱岐市石田町 2020.3.8
黒木城 (くろきじょう)
所在地 長崎県壱岐市石田町 2020.3.8
万葉公園
頂上・ベンチ
竹田黙雷禅師の頌徳碑
南側から
黒木城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 壱岐市石田町の標高75mの山頂に築かれている。万葉歌碑や黙雷禅師頌徳碑が建てられ、遊具などがある児童公園となっている。
同心円状の段がある程度で、明確な遺構は見られなかった。
南方に印通寺港方面の絶景を望むことが出来る。
【案内】 県道65号線より北に登って行った万葉公園にあり、頂上まで車で行け駐車場が用意されている[マップコード409 286 680*25]。
頂上には竹田黙雷禅師の頌徳碑や万葉歌碑が建てられている。歌碑には「石田野に 宿りするきみ 家人の いづらとわれを 問わばいかに言わむ」が刻まれている。
天平八年(736年)遣新羅使として、新羅に向かう途上石田町で病死した雪連宅満(ゆきのむらじ やかまろ)の死を偲んだ歌で万葉集巻15に納められている。
【歴史】 築城時期は不明だが、黒木氏が城主とされる。