龍之山城 (たつのやまじょう)
最寄地 和歌山県田辺市稲成町1629 2018.10.21
龍之山城 (たつのやまじょう)
最寄地 和歌山県田辺市稲成町1629 2018.10.21
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・登り口
龍神宮
南側内堀
城跡・説明板
北側外堀(手前)と内堀(奥)
八幡社
龍之山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高180m】
【感想】 田辺市の標高496mの龍神山山頂にあり主郭は南北に細長く、灌木で鬱蒼としている。
一番北側の堀切ははっきりしているが、他の3つはよく見てそれと分かる程度である。
西方眼下にみなべ町や田辺市街が望め、遠く紀伊水道が眺望できる。
【案内】 県道35号線の「ふるさと自然公園センター」(表記番地)の約300m手前から表参道入り口がある[マップコード184 346 107*57](地図)。
途中の分岐ごとに「←龍神山」の標識が建てられ迷う事はないが、約1.8km行った重善山を過ぎた辺りから幅2m位のコンクリート道で狭くなっている(左側に低木あり)。
参道入口より2.6㎞行った終点に駐車場があり、案内板が建てられている。そこから徒歩約50分で出合の修験坂を経て龍神宮に着く。
龍神宮から5分程登ると龍神山頂上に着き、灌木で覆われた主郭に龍之山城の説明板が建てられている。
単郭の城で南北両尾根に浅い堀切(内堀・外堀の標識あり)が残っている。北に下ると北端に八幡社が祀られている。
【歴史】 築城時期ははっきりしないが、栗山三郎勝重により築かれたという。
勝重の祖父は豊田(大分県)の宇佐八幡宮の一族で湯河氏に仕え、日高の財部村(現御坊市財部)及び古屋谷の領主であり、龍神宮の神勤であった。『現地説明板』より。