蛸の森城 (たこのもりじょう)
所在地 高知県南国市稲生/十市 2020.12.8
蛸の森城 (たこのもりじょう)
所在地 高知県南国市稲生/十市 2020.12.8
登城ルート
蛸の森トンネル南から登る
石垣を左へ
南東側の堀切
主郭・土塁
北東の堀切
蛸の森城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 南国市稲生と十市の境にある標高147mの山頂に築かれている。
主郭は東西に長く西側に櫓台があり、北東に腰郭がある。西側と北東の2重堀切がよく残っている。
【案内】 南国市十市と稲生地区を結ぶ「蛸の森トンネル」南出口の西側に斜めに登る坂がある[マップコード73 135 528*38](地図)。反対側に広い駐車スペースがある。
そこから谷間の右側を行き、石垣の上を通って竹林を抜け南側の尾根上まで登る。尾根上の山道を西へ行くと堀切に至る。
主郭の周囲に2郭があり、南東の尾根に1条の堀切、北東の尾根に2重の堀切、西の尾根には2重の堀切と少し離れて堀切がある。
【歴史】 文明年間(1469~87年)頃、山田式部道泰により築城され下田氏を名乗ったと云われる。
天文十六年(1547年)下田駿河守は長宗我部国親(元親の父)の軍勢に攻められ討ち死にし落城した。