中村城 (なかむらじょう)
最寄地 京都府南丹市美山町静原坂尻24 2019.7.8
中村城 (なかむらじょう)
最寄地 京都府南丹市美山町静原坂尻24 2019.7.8
登城ルート(緑線は車道)
車道終点より右に進む
鞍部の歓楽寺跡標柱
北郭・主郭切岸
主郭・堀状の窪み
南東の腰郭
南西の腰郭
中村城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高100m】
【感想】 島城の北約1km、棚野川右岸の標高291mの山頂に築かれている。
南北2つの郭群から構成され竪堀や切岸などがよく残り、南の主郭中央に堀跡が見られる。
【案内】 国道162号線より表記番地東へ棚野川沿いに入っていく道がある。その終点に駐車できる[マップコード282 097 062*16](地図)。
そこより、右(北東)に入ると、道があり沢を登る。荒れているが、崩れた石畳に見え参道らしい。
広い尾根平坦部へ出、右に行くと鞍部に歓楽寺跡標柱が建てられている。その少し先を右(南)へ登ると、北の郭がある。北側は虎口状に大きく窪んでいる。
鞍部を経て南へ行くと主郭切岸が見え、主郭中央に東西に浅い堀がある。南東と南西に2m程低く腰郭がある。
【歴史】 戦国時代、この地の国人領主であった島城主・川勝氏の支城であり、城主として川勝氏隆の名が伝わる。