武辺城 (たけべじょう) (相神浦城)
最寄地 長崎県佐世保市竹辺町176 2019.12.13
武辺城 (たけべじょう) (相神浦城)
最寄地 長崎県佐世保市竹辺町176 2019.12.13
登城ルート
墓地
3条の竪堀
北側横堀
主郭・鉄塔付近が2郭
3郭東の空堀
武辺城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【感想】 佐世保市竹辺町の標高約70mの丘陵に築かれている。
鉄塔が目印となり、東に2つの郭、北西に主郭があり、横堀や竪堀、堀切など複雑に組み合わせた構造となっている。
特に墓地背後の竪堀や横堀は深く見応えがある。
【案内】 国道204号線「下本山」交差点より南へ県道11号線に入り、約300m行った左側が少し広く駐車できる[マップコード89 111 681*50]。
そこよりルート図のように民家前を通って墓地に向かう(地図)。
上段の墓地背後より登ると、すぐに3条の竪堀があり、そこを登ると横堀がある。
南東に向けて登ってゆくと堀切や段郭があり、鉄塔の北の最高所が主郭、少し下がって鉄塔のある広い2郭がある。浅い堀があり東に3郭がある。
【歴史】 建仁二年(1202年)松浦清の子・遶により築かれ梶谷城の支城とした。
長禄年間(1457~61年)頃、相神浦松浦氏は武辺城に居城を移し、延徳二年(1490年)丹後守定の時、大智庵城を築いて居城を移し、その支城となった。