石原城 (いさじょう) (市の史跡)
最寄地 京都府福知山市石原2-242 2017.3.25
石原城 (いさじょう) (市の史跡)
最寄地 京都府福知山市石原2-242 2017.3.25
空堀・土塁・橋
洞玄寺山門
東側土塁と切岸
南側空堀・横矢
西側空堀・土塁
石原城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 洞玄寺境内が城跡で、 南側に空堀、土塁がよく残っている。
【案内】 府道525号線「石原」交差点より南へ400mほど行き、府立京都工業高等学校東を進むと、「洞玄寺」(表記番地) 前に駐車スペースがある[マップコード165 771 350*48]
洞玄寺の西から南側に空堀と高さ2~3mの土塁が残っている。左に横矢の出張り部がある。東側と北側は高さ10mほどの切岸となっている。
平成十九年(2007年)7月、福知山市の史跡に指定されている。
【歴史】 天文年間(1532~55年)、安芸国より大槻安芸守政治(光頼とも)がこの地に城館を築き居住した。やがて隠居し法名を「洞玄」と名乗って草庵を営んだ。
弘治元年(1555年)六月十四日没し、長らく廃墟となっていたが、石原の僧華翁(かおう)が寺を造り、大槻安芸守の法名「洞玄」に因んで寺の呼称とした。