高野館 (たかのやかた)
最寄地 滋賀県東近江市永源寺高野町992 2017.1.13
高野館 (たかのやかた)
最寄地 滋賀県東近江市永源寺高野町992 2017.1.13
説明板
堀・土塁
土塁・曲輪
西側石垣
北西側石垣
高野館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 】
【感想】 愛知川右岸の河岸段丘にあり、土塁、石垣がよく保存されている。現在は削られて道路となっているが、発掘の写真から階段石垣で結ばれた右側の茶畑一帯も館跡と思われる。
【案内】 県道188号線に面した「高野神社」大鳥居を潜り、北へ約160m行き表記番地先を左折、茶畑の間の細い道を約200m行くと、説明板が建てられている[マップコード453 892 337*34]。
説明板の左に堀、裏に土塁、空き地の西側に石垣が残っている。また、県道508号線より石垣が見える。
平成十八、十九年度に農業基盤整備工事に先立ち発掘調査が実施された(詳細は説明板参照)。
【歴史】 この地は戦国時代、小倉右京亮(うきょうのすけ)の所領であった。その妻お鍋は夫の亡き後、織田信長の側室として迎えられ、信長亡きあとは豊臣秀吉から高野の地を賜った。