川尻城 (かわしりじょう) (河尻城)
所在地 熊本県熊本市南区川尻4‐7‐46 2015.5.6
川尻城 (かわしりじょう) (河尻城)
所在地 熊本県熊本市南区川尻4‐7‐46 2015.5.6
古城神社の由来
古城神社
南老人福祉センター
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 古城神社(表記番地)に神社由来文が立てられている[マップコード29 246 207*48] (地図)。
北に川が流れ、南の加勢川に挟まれた立地で「南老人福祉センター」などが建てられている。
【歴史】 今から約810年前、河尻三郎源実明がここに築城し、この地一帯を治めた。
河尻氏は鎌倉時代から室町時代にかけて約230年間、干拓や川尻港を利用しての交易で地域の発展に貢献した。
戦国時代、河尻氏は肥後守護菊地氏と争って衰退し、菊地氏家臣の隈庄城主甲斐親昌が川尻城を預かっていた。
天正十六年(1588年)に加藤清正の所領となり、加悦飛騨守が城代を務めた。
その後、慶長二十年(1615年)の一国一城令によって廃城となった。古城神社は江戸時代肥後藩主細川氏により河尻氏の功績を讃えて建立された。