朝日山城 (あさひやまじょう) (旭山城)
所在地 佐賀県鳥栖市村田町 2020.3.13
朝日山城 (あさひやまじょう) (旭山城)
所在地 佐賀県鳥栖市村田町 2020.3.13
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・階段
堀切・橋
副郭
腰郭
主郭・宮地嶽神社
北西の畝状竪堀
朝日山城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高60m(駐車場より)】
【感想】 鳥栖市村田町の標高132.9mの朝日山に築かれており、主郭、腰郭、副郭や段郭がある。
公園として整備されているが、極力元のまま整備されているようで、堀切、畝状竪堀がよく残っている。
【案内】 九州新幹線「新鳥栖駅」南西の朝日山にあり、東側中腹の駐車場まで車で行ける[マップコード37 703 537*41]。
主郭には宮地嶽神社が祀られ、城址碑や説明板が建てられている。東側に腰郭、副郭があり、堀切が残っている。主郭北側斜面に畝状竪堀が残っている。
【歴史】 古代には大宰府と結ぶ烽火台が置かれた場所とされる。
建武元年(1334年)少弐一族の朝日但馬守資法(すけのり)が築城したことに始まる。
享禄元年(1528年)8代城主・頼貫が筑紫氏に攻められ敗死した。その後、勝尾城の筑紫氏の持ち城となった。
天正十四年(1584年)島津氏の軍に攻められ落城した。
明治七年(1874年)の「佐賀の乱」では、佐賀軍と政府軍の攻防戦の舞台となった。