赤井城 (あかいじょう)
所在地 熊本県上益城郡益城町赤井1547 2014.5.9
赤井城 (あかいじょう)
所在地 熊本県上益城郡益城町赤井1547 2014.5.9
説明板
登城ルート
城址入口標柱
日枝神社鳥居・石垣
本丸跡の日枝神社
本丸(奥に社殿)
本丸南空堀(右側が二の丸)
赤井城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【案内・感想】 国道443号線に面した入り口に「赤井城址・日枝神社登口」の標柱が建てられている[マップコード29 384 874*68](地図) 。道路は狭く徒歩が良い。東に160mほど行った日枝神社(表記番地)一帯が赤井城跡である。
鳥居付近に当時のものかわからないが石垣が見られ、日枝神社の建っているところが本丸で、北西下段に二の丸がある。
南側に空堀が残っており、畑となった平坦地と隔てている。北西側にも2重になった堀がある。
歩いてみると城名の通り、岩石や土が赤い(阿蘇の噴火で堆積した阿蘇黄土)。
【歴史】 赤井川の南岸に横たわる船野山麓突端の小丘陵地に位置する中世城跡で、木山城の南1.2㎞の小山に位置する。
文献等が見つかっていないため、築城時期、城主や城郭の機能等明確にされていないが、当時の政治状況から推定すれば、天文十六年(1547年)頃に木山城主・木山惟久により木山城の支城として築城された。
天正十三年(1585年)九月十九日、木山神宮例祭日に薩摩の島津軍の襲撃により落城するまで、38年間存在したようだ。