由佐城 (ゆさじょう)
最寄地 香川県高松市香南町由佐253-1 2017.12.12
由佐城 (ゆさじょう)
最寄地 香川県高松市香南町由佐253-1 2017.12.12
歴史民俗郷土館
城跡碑・説明板
説明板
庭園西側の土塁
北東側
由佐城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 「歴史民俗郷土館」敷地となり、丸岡城をモデルにした模擬櫓が建てられ、庭園に土塁が5mほど保存されている。
【案内】 県道13号線より北に行ったすぐに「歴史民俗郷土館」(表記番地)となっており、駐車場が用意されている[マップコード60 242 266*45]。
その横に城跡碑、説明板が建てられ、門を入った庭園に土塁が残っている。
【歴史】 建武三年(1336年)足利尊氏に従って京都東寺で戦死した益子下野守顕助の子・弥次郎秀助が阿波屋形細川頼春に従って四国に渡り、父の功績により讃岐国香川郡井原荘を賜り、姓を由佐と改め、由佐に屋敷を構えたのが由佐城の始まりという。
天正十一年(1583年)長宗我部元親軍が攻め入ったが容易に落城せず和議を結んだ。
天正十三年(1585年)、豊臣秀吉の四国平定により讃岐は仙石秀久に与えられ、由佐氏はその配下に属した。その後、尾藤知宣、生駒親正と領主が代わったが、由佐氏はそれに従っている。