鷹尾城 (たかおじょう) (芦屋城)
最寄地 兵庫県芦屋市山芦屋町27-2 2019.4.11
鷹尾城 (たかおじょう) (芦屋城)
最寄地 兵庫県芦屋市山芦屋町27-2 2019.4.11
登城ルート(緑線は車道)
登り口・右に駐車スペース
主郭・テレビ中継局
北側1番目の堀切
北側2番目の堀切
西側の2重空堀
鉄塔のある郭・土塁
鷹尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高150m】
【感想】 標高272mの鷹尾山より南東に伸びた標高約260mの尾根に築かれており、3ヶ所の堀切で区画された3つの郭がある。南端の主郭にはテレビ中継局があり、中間の細長い郭の西側に2重の空堀(竪堀)がよく残っている。
北側の郭には土塁が見られ、送電線鉄塔が建っている。
【案内】 芦屋川西岸の市道を北上し山裾の高級住宅地の住宅(山芦屋町27-14)擁壁前に案内板が建てられている。
そこより少し登り表記番地左に登り口があり右側に2台分の駐車スペースがある[マップコード12 560 590*25](地図)。
【歴史】 鷹尾城は築城後よりすぐに、永正八年(1511年)細川高国と細川澄元両軍による芦屋河原の合戦の中心となった。城主瓦林正頼は細川高国方につき細川澄元方の赤松義村軍の猛攻にあい、鷹尾城から落ちのびた。
同年の船岡山合戦より赤松義村軍が兵を引いたのを見計らい、瓦林正頼は鷹尾城を改修すると共に越水城を築城し、これを本城とし、鷹尾城は家臣の鈴木与次郎に守らせ越水城の支城とした。
その後記録は残っていなく、越水城が廃城となった時期に鷹尾城も廃城になったと思われる。