投稿日: Mar 01, 2016 1:36:6 AM
私はクルマを運転しないので、自動運転の自動車開発に関しては良く知らないのだが、日本のように道路にいっぱいマーキングがされていて、信号機も色が変わるだけでなくアッチいっちゃダメとか複雑な表示がされていることからして、道路上の自動運転の基盤はすでに結構出来上がっているのではないかと推測する。
また過去の交通事故のデータ分析もされているとすると、どの場所のどういったシチュエーションで警戒モードに入るべきかなどもできるだろう。テレビでは自動運転タクシーのニュースをしていたが、結構安全運転であったという。むしろ自動運転の目的は人間運転よりも安全にできるところにあるのかもしれないと思わされた。
最近は高齢者が運転中に障害を起こして事故につながることが毎日あるようだ。日本社会全体で4人に1人が65歳以上になってしまったので、一万人に一人くらいの割合で運転中の突発的障害に見舞われている計算になる。それくらいの頻度で起こるのはしょうがないかもしれない。
そうすると一般の自動車も安全運転モードという自動制御の機能を備えて、運転手が機能不全になった場合に2次的な事故を防ぐようにしておいたほうがよいだろう。これはつまり、最も無難な方法で止まる自動停止技術だろうと思うので、それほど複雑ではないかもしれない。
例えば医師が突発的な障害が起こる可能性があると認めた人には、必ずこの自動停止機能のある車しか運転できないように制度化するとか、目標をたてて開発するのがいい。自動停止技術の向上のためにカーナビに先行的に取り入れて警告をするなどはすぐにでもできそうだ。すでに関連して、カーナビが運転手の状態をモニタリングして、ヤバいとか何かあった時に、周囲の自動車のカーナビに警告を送るというのは、どこかで開発しているはずだ。
すでに開発した技術の集積でもかなりのことはできるのではないか。むしろ問われているのは、個々の技術を包含して安全運転なり自動停止に向けてまとめ上げていく開発プロデューサの人材なのではないかと思う。これはベンチャー企業を起こす人にも問われることで、日本ではどうしても匠のような一筋さんが尊敬されてゼネラリストが育ちにくい点をなんとかしなければならない。
高齢者の何らかの不始末による火災もニュースに時々出てくる。高齢者の安全運転だけでなく、高齢者の住居や居住空間、使用する器具すべてに通じることのように思う。目下の目標としては高齢者を危険人物にしないための工夫gあひつようなのだが、それは高齢者以外も安心・安全に暮らすためのインフラになっていくだろう。
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