投稿日: May 09, 2010 10:43:23 PM
電子書籍のセミナーは多いが話が進んでいないと思う方へ
出版というのは多様なものなので、簡単にどうなるとはいえないはずだが、日本ではKindleやiPadの話を聞いて、一刀両断な意見が増えてしまっている。ここでは今までのネット書き込みなどで明らかになってきたことと、これから議論すべきことを、ザクッと考えてみた。
●ネット書込みで明白なこと
本当のデスクトップパブリッシングの到来
紙の出版の総量(点数×部数)は半減しそう
デバイスには大きな市場性がある
コンテンツの市場性は語られていない(難しい)
トレンディな一般書は紙版と電子版が競い合うようになりそう
読み物以外は語られていない
サブカルも意外に語られていない
ブックオンデマンドの話がない
誰も電子書籍を定義できない
●これから議論すべきこと
ビジネスモデルは多様になるはず(cloudからcrowdまで)
小出版に恩恵があるはず
書店に相当するものは何か
制作サービスの主体は誰か
余暇時間の奪い合い(読書機会は増えるはず)
ビジネスにおける応用(業務への組込み)
教育における応用(学習への組込み)
社会的なアーカイブはどうなる?(図書館など)
個々のテーマは Articles (記事) 参照してください。今後も書き加えて行きます。