投稿日: Apr 08, 2015 1:0:48 AM
私は殆ど衝動買いはしないで消費に背を向けた暮らしをしているにも関わらず、パソコンのパーツに関しては新しいものを使ってみたくなって、あまり使いもしないのに買い込んでしまう。特にUSBという簡易なインタフェースが出てからというものは、周辺機器が非常に多くなってしまった。USBのアイディア商品は、商品コンセプトは非常に良いように思えても、買って使ってみると不具合とか未熟な場合が多く、便利に日常使えるものは5%もなかった気がする。モノによっては改造したり(参考 カメラを作ろう)、部品取りをしている。
これらは厳密には衝動買いではないが、PC本体を買うことに比べればマシな行動であると自分に言い聞かせたり、商品テストというつもりだったり、また情報を得るためだったり、いろいろ理由をつけている。ネット通販を使うと、ハイパワー無線LAN、SIMコピーとかROM解析など日本国内にはあまり入っていないとか、グレイ、ご法度のものもいっぱい売っているので、気持ちが揺らぐことが多い。
昔、秋葉原を歩くと、一般にはあまり流通していない拡張カードのようなパーツが売られていて、それらは主にアメリカ輸出向けのものであって、パソコン関係ではIBM・PC互換機の拡張用のものであったのが、今はすっかりなくなってしまったが、それに相当するものがネットで手に入るようになったといえる。
デスクトップパソコンのアップグレードも時々しているので、その関連のパーツというのも増えていく。余ったパーツでまた1台一周遅れのPCが出来てしまったりする。そんなわけで用途限定の専用PCというのがいくつかある。例えば欧文フォントがたくさん入っているプリント用PCとか、低消費電力のNAS用PCなどである。Windows2000ノートPCの古いのをNASにしたものなど、もう10年は使っている。
NASも増えてしまったので何とか整理しなくちゃと思って、ついついMini-ITXという小さなファンレスのマザーボードなどを買ってしまう。一時はファンレスのMini-ITXに数台のHDDをつけて10数TBのNASにしたのだが、かえってこれが事故を起こすということもあって、次なる対策をしなければならなくなった。SATAポートマルチプライヤもいろいろ試してみた。こういったパーツはいくら買っても大した金額にはならないのだが、システムの信頼性という点ではドングリの背比べで、やはりサーバー環境のようにOSとかファームウェア・ミドルウェアで信頼性を上げるしかないのかなあと思い始めている。
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