投稿日: Sep 26, 2015 12:43:56 AM
かつては週に最低一度、通常は週に2度は秋葉原に立ち寄っていたワタシであるが、このところは月に1回も行かない時が結構あって、パソコンまわりの買い物はネットで行うようになってしまった。どうしても必要な部品類は秋月などの専門のパーツ屋の通販を利用していたのだが、掘り出し物に関してはヤフオクを使うことが多かった。ヤフオクにはリサイクル業者などが建物解体に伴って入手した設備なども小分けして出していた。今年は青山の「子供の城」の閉館によるものではないかと思われるような照明装置や舞台の仕掛け、音響装置などが投げ売りされていた。ワイヤレスマイクが1本1000円だった。
元の価格が何百万円の商品が何万円で出ているということもあった。しかしそういうオイシイ物件は近年は急激に減ってきた。かつては廃業とか倉庫の整理とかでアウトレット的商品が良く出たものだが、だいたいそういうものは一巡してしまったのかもしれない。ヤフオクで目の付け所は遺品整理なのだろうが、そこではIT関係の商品は期待できない。日本の製造業の衰退とともに電子部品の放出品もすっかり減ってしまった。
秋葉原を徘徊していた当時の楽しみは、普段見かけないものを見つけられることであった。電球の専門店でイカ釣りのライトを買ってインテリアにしたこともあった。今そういう発見ができるのはヤフオクではなくeBayになっている。以前書いたことがあるがアナログレコード用のカートリッジや針は過去のモノ全てがeBayでは手に入るといってもよい。そんな調子で今まで知らなかったものがまだ無尽蔵にある。
そんな中で電子部品の変わり種があると買ってしまうのだが、その供給源は殆どが中国のシンセン界隈になっている。eBayに出品している人は香港やシンガポールであっても、現物はシンセンから送られてくることがある。商品の質はピンキリでかなりインチキなものをつかませられることもあるのだが、それは値段との相談というか、値段がリスクも表している。また日本で使うと御法度になるモノもある。ハイパワーの無線LANとか、そこで使う八木アンテナなどである。
今週は中国通販を3件もオーダーしてしまった。果たしてアタリか?はずれか?