投稿日: May 31, 2010 1:39:34 PM
●活字離れ
若者が新聞をとらないとか、雑誌が減っていくのでそのように言われるが、教育水準は上がっているし子供の読書は減っていない。若い人が本や雑誌から遠のいて見えるのは、出版側が高齢化して若者から遠のいてしまった結果である。→風説としての活字離れ
●マスメディアはダメになる
今減少期にあるのは、バカ高いCMをたくさん集めるバブルの崩壊と是正であって、制作費は下がってもなくなることはない。それより深刻なのはマス広告で、1広告アタリの情報量が少なすぎるので、広告予算は販促予算の方に振り向けられていく。→マスメディアの新たな出発はあるか
●コンテンツが王様だ
知財権議論や権利者の主張はこのようなことをベースにしているが、コンテンツは受容側である人間の意識に嵌まった時に価値を発揮するのであり、そのTPOを様式化した「メディア」こそが王様だ。メディアは次第に人々の生活の場に降りてきている。→コンテンツは一歩遅れてやって来る
●フリーミアムは自殺行為だ
では立ち読みは、図書館は、ラジオの音楽番組は、民放はあってはいけないのか? これらはAIDMAの最初のAに位置していて、そこから最後のAである購入に引っ張っていくステップを作ることがメディアビジネスである。動線を無視することが自殺行為だ。→自信に満ちた開発が先決問題
●黒船が世界を牛耳る
ヨーロッパも中国もアメリカの「黒船」をものともしない。「黒船」はローカルな仕事をしようとは考えておらず世界共通の部分だけ効率化するものだから、世界戦略をとれば競合するが、日本国内市場なら抗うことも無く、ともに発展できる。→新しいビジネスは先に経験を積むのが重要
●PCはなくなる
PCしかない時代は、情報生産者と情報消費者が同じ道具を使っていたが、ケータイ、iPad(タブレット)などは情報消費者というマスを相手に発達し、よりカンタンになる。一方PCは生産者のためにさらにパワーをつける(ローカルサーバも含めて)。→岐路に立つPC:使いやすさ と 生産性
●ロングテールは儲からない
多くある間違いは、儲かるヘッドの部分と比べているもので、それはテールの方が小さいのはあたりまえで、ヘッドを捨ててテールを狙うヤツが何処に居るか? むしろ今まで捨てていたテールをかき集める仕組みを持てば、新たなビジネスになるのである。→Publishing の Freedom 到来か
●これからはキューレーター : IT部分での勝負から逃げたくて、そういっているとしたら間違い。
●Steve Jobs が未来を作る : いやAppleのR&D投資は非常にプアで、今後はどうか?
●ソフトバンクがイケてる : やってることは後だしジャンケン。むしろ他社がトロすぎ。
それぞれの説明はおいおい書いていきます。