投稿日: Apr 27, 2015 12:1:22 AM
日曜日にまたパソコンを1台増やしてしまった。
5年くらい前に使っていたmini-itxのファンレス・マザーボードで、NASにしていたがHDDのコントローラが壊れたので使わなくなったものだ。当時はパソコンケースに入っていたがパソコンの置き場がなくなってきたので解体した。しかしヤフオクで今でも3000円くらいで売られていたので、もったいない気持ちがムクムクと起き上って、ありあわせのパーツで箱らしき形にしてみた。全体でA4の紙の上に納まっている。問題は普通の電源ユニットでは不似合にデカすぎることで、スリムデスクトップ電源の右端を3cmほどカットしてつけている。(モニタはノートPCの改造品)
内容はAtom1.66GHzデュアルコアなので、今ならスマホ・タブレットのレベルであり、DVD視聴くらいはOKであるが、目下の用途はHDDのバックアップコピーとかフォーマット、検査など、ツールとしてのパソコンにした。なにしろTB級になると、HDDのメンテナンスは何をするにも1日かかってしまうからだ。
工夫した点は、全ての操作が全面でできるようにしたことで、コネクタ類は全て前から抜き差しして、背面は棚の奥に押し付けられる。机周りの隅っこに突っ込んでおいて、KVMをつなげば使えるようにしたのだが、これが結構便利であった。
今どきARMコアのマイコンボードRaspberry Piなどが3000円とかで手に入る中で、なぜmini-itxの中古が3000円で売れるのかを考えてみると、やはりWindows上にいろいろなソフトがあることと、周辺機器の拡張性であろう。この場合はHDD用ということでSATAのポートを増やしている。CDやDVDを大量に焼くのにも専用のPCがあったほうがよい。新たに何かを開発するには小さいラズパイはいいかもしれないが、サブ的に利用する機会はWindowsの方が多いのだろう。
Top → Articles デジタルメディアビジネスの記事 過去記事→Archive