夏見城 (なつみじょう)
所在地 千葉県船橋市夏見6-23-3 2015.12.31
夏見城 (なつみじょう)
所在地 千葉県船橋市夏見6-23-3 2015.12.31
長福寺
土塁
主郭跡
主郭跡
祠
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 夏見山長福寺(表記番地)の西に参詣用駐車場がある[マップコード6 465 061*63] 。
墓地の東に土塁が残る。土塁の東側が主郭跡(地図)とされ、東側は急崖となっている。墓地周辺が二の郭跡とされる。
【歴史】 詳細は不明だが、夏見城は船橋にある城の中で唯一、城主が明らかになっており、永禄年間の頃(1558~70年)には、夏見政芳が城主であったことが判っている。政芳は地元の住民を大層慈しみ、人々に慕われたという。
また、長福寺は政芳によって再興されたと伝わっており、永禄十一年(1568年)、夏見城は近隣の豪族に攻められ、奮戦虚しく落城、政芳は一族と共に討死または、抜け穴から逃れ他国に落ちたという言い伝えが残されている。
このことが、廃城の原因となったという。