屋形山城 (やかたやまじょう)
最寄地 栃木県佐野市富士町671 2022.12.25
屋形山城 (やかたやまじょう)
最寄地 栃木県佐野市富士町671 2022.12.25
登城ルート
入口
終点から右へ
ゴルフ場
横堀状地形
北東の山頂
屋形山城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆ 比高50m】
【感想】 唐沢山城の南約1.6kmの丘陵に築かれている。ゴルフ場となり遺構は消滅しているようだが、自然地形の北東の山の南に横堀のような地形があり、城跡らしい雰囲気は感じられる。
【案内】 県道141号線の表記番地南側に草の生えた道があり[マップコード64 612 229*13]、その終点を登ると、唐沢ゴルフ俱楽部の北東の山に着く。
【歴史】 文明年間(1469~87年)頃、佐野師綱が古河公方足利成氏のために築いたとされる。
天正年間(1573~92年)初め、佐野氏の家臣・大貫氏の居城となっていた。
天正十三年(1585年)佐野宗綱が足利長尾氏の当主長尾顕長との戦いで戦死すると、相続で重臣たちは佐竹氏と北条氏から養子を迎える二つに割れた。
結果、天正十四年(1586年)に北条3代氏康の六男・氏忠を養子に迎えるが、反北条派も多かったために氏忠は唐沢山城に入らず、親北条派の大貫氏の屋形山城へ入ったといわれる。