小見川城 (おみがわじょう)
最寄地 千葉県香取市小見川4779 2015.4.6
小見川城 (おみがわじょう)
最寄地 千葉県香取市小見川4779 2015.4.6
城山古墳
土橋・ 空堀
空堀
本丸跡・土塁
筧氏家系之碑
小見川城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 城山公園案内所(表記番地)の東に城山公園があり、「城山古墳」が保存されている。中央の忠霊塔の北側に本丸跡がある。
空堀があり土橋の北に、一部土塁の残る主郭曲輪があり「筧氏家系之碑」の石碑が建てられている。
他に中央の忠霊塔の建つ曲輪、南の天満宮の建てられている曲輪がある。
【歴史】 建久十年(1199年)粟飯原(あいはら)3代朝秀が築城したと伝えられる。粟飯原氏は千葉氏の一族で、代々小見川城を居城とした。
永禄三年(1560年)正木時忠が下総へ侵攻したとき小見川城も攻められた。天正十八年(1590年)豊臣秀吉による小田原征伐で、粟飯原俊胤は北条氏に与し滅亡した。
文禄元年(1592年) 松平家忠が櫻井城(上代城)に入り小見川藩が立藩した。三年後、小見川城へ移った。