麻場城 (あさばじょう) (白倉城) (町の史跡)
最寄地 群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉618−1 2020.8.26
麻場城 (あさばじょう) (白倉城) (町の史跡)
最寄地 群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉618−1 2020.8.26
標柱・説明板・城塁
模擬櫓
北東空堀
北側空堀・橋
本丸
南側空堀
2の丸・土塁
麻場城跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 鏑川に向けて南より伸びた台地先端に築かれ、「麻場城址公園」として整備され、本丸を囲む空堀は深く見応えがあり、空堀には橋が架けられ一周できるようになっている。
台形状の空堀で囲まれた本丸が芝生公園となり、南側に空堀で隔てて二の丸がある。本丸北に笹曲輪があり、模擬櫓が建てられ、堀切や帯郭がある。
【案内】 「甘楽町研修センター」(表記番地先)角に「麻場城跡入口100m→」の標識があり、南に行くと右側に駐車場が用意されている[マップコード247 593 317*41]。
駐車場から城塁が見え、標柱と説明板が建てられている。遊歩道が北東の模擬櫓まで設けられている。
平成元年(1989年)8月24日、甘楽町の史跡に指定された。
【歴史】 戦国時代初期に築かれ、この地の豪族白倉氏の居城であった。東方約500mの仁井屋城と併せて「白倉城」と呼ばれ、別城一郭(双子城)と云われている。
天正十八年(1590年)豊臣秀吉の小田原征伐の際、前田利家を総大将とする東山道軍に攻められ、落城した。