中里城 (なかさとじょう) (県の史跡)
最寄地 青森県北津軽郡中泊町中里亀山254−25 2014.8.3
中里城 (なかさとじょう) (県の史跡)
最寄地 青森県北津軽郡中泊町中里亀山254−25 2014.8.3
登城ルート(緑線は車道)
土塁・空堀
住居跡
中里城趾石碑
復元竪穴建物
展望台
中里城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【案内・感想】 県道103号線より東に600mほど行った「中泊町営中里斎場」(表記番地)の南に史跡公園駐車場がある[マップコード316 803 042*56](地図)。
西に階段を登ると寿田道留作詞・河島英五作曲「のれそれ中里」の看板があり、更に登ると標高51m比高約30mの城跡である。北東に空堀があり井戸跡がある。
広場中央に南北に東に空堀・土塁が復元され、南に柵列が復元されている。中央に竪穴建物跡群が平面復元及び柱組復元され、西に「中里城趾」の石碑が建てられ、南西隅に展望台が設けられている。
【発掘調査】 昭和六十三年(1988年)より平成九年(1997年)にかけて中泊町教育委員会により発掘調査が行われた。
その結果、縄文時代より利用され、中でも平安時代には空堀・土塁・柵列などによって防御されたムラが造られていたことが判った。
このような古代防御性集落は北海道南部より東北地方北部にかけて数多く分布していることが知られている。
平成十五年(2003年)年4月14日、青森県の史跡に指定された。