椎木台城 (しいのきだいじょう)
最寄地 千葉県旭市鏑木1686 2016.1.6 2016.12.7
椎木台城 (しいのきだいじょう)
最寄地 千葉県旭市鏑木1686 2016.1.6 2016.12.7
登城ルート(緑線は車道)
舗装道終点の登り口(右へ)
空堀
北東の郭・土塁
土壇南側
椎木台城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 登り口が判らず、丘陵北東端より高い方を目標に登ってみた。しばらく登ると、竹林の中、南側に土塁の残る郭があった。2ヶ所曲輪を過ぎると、空堀(堀切)がありそこを南に下ると、民家脇の舗道終点に出、うれしくなった。
再び、空堀より左に行くと、篠竹の藪になり、かき分けてゆくのに苦労させられた。先が見えず、迷いそうになってしまった。その先に20m四方位の土壇がある。
県道56号線より南に約350m行った表記番地先の、舗装道終点先に駐車できる。その右に民家の間の登り口[マップコード92 310 120*81](地図)がある。
間もなく道祖神があり登ってゆくと、空堀に至る。右(北東)に行くと土塁の残る曲輪が2ヶ所ある。
戻って空堀の左(南西)に行くと藪の先に、周囲より1~2m程高い土壇がある。
更に西に行くと、広い平坦地がある。
【歴史】 『東国古戦記』によると、鎌倉に幕府を開いた源頼朝の命に従わなかった常陸の佐竹氏と、その縁者であった片岡次郎常春(三崎庄佐貫城主)を支持した鏑木入道竜雲は、討伐軍である千葉常胤と対戦して敗れたと記されている。『千葉県ホームページ・史跡名勝』より。