道場城 (どうじょうじょう) (道場館)
最寄地 埼玉県さいたま市桜区道場3-15-3 2015.12.23
道場城 (どうじょうじょう) (道場館)
最寄地 埼玉県さいたま市桜区道場3-15-3 2015.12.23
道場天満宮
天満宮前空き地
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 金剛寺(表記番地)南側の道場天満宮縁起看板に由来が記されている [マップコード5 689 394*05](地図)。遺構は消滅している。
【歴史】 『新編武蔵風土記稿』によると、このあたりに、大伽藍があったが、保元の乱(1156年)の兵火の為、焼失した。
建久年間(1190~99年)鎌倉幕府の御家人であった畠山次郎重忠の居館とされる。
敷地の土中から観音像が出、重忠はこれがもとの大伽藍の本尊であったものと考え、守護仏とし、一宇の道場を営んだ。これが金剛寺の草創といわれ、道場の地名が残っている。
かつては周囲に堀跡なども確認出来たようだが、現在は宅地化が進み、明確な遺構は確認出来ない。