覃部館 (およべたて) (道南十二館)
最寄地 北海道松前郡松前町朝日344 2017.7.11
覃部館 (およべたて) (道南十二館)
最寄地 北海道松前郡松前町朝日344 2017.7.11
推定地
台地入口
推定地
西側の谷
覃部館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 松前町東山の及部川右岸の台地にあり、畑となっており、西側に空堀状の谷が見られる。
【案内】 国道228号線(追分ソーランライン)の信号のある交差点より道道607号線を北に約120m行き左折、及部川を渡って約200m行くと、右に台地入口がある[マップコード676 330 492*36]。その北付近と推定されている。
及部川左岸の松前小学校下との情報もあり、行ってみたが起伏が多く草木が茂っており、住所も違うし館跡とは思えなかった(地図)。
【歴史】 松前藩の歴史を記した『新羅之記録』に十二の館が記されており、道南十二館の一つである。
館主は今泉季友で、長禄元年(1457年)コシャマインの戦いの際に陥落した。
その後、再興されるが、永正十一年(1514年)蠣崎氏2代光広の松前大館移住の際、その家臣となり、その子孫は今井氏を称した。