荻窪城 (おぎくぼじょう)
最寄地 群馬県前橋市荻窪町913 2021.8.12
荻窪城 (おぎくぼじょう)
最寄地 群馬県前橋市荻窪町913 2021.8.12
登城ルート
入口の道標
北側中央の空堀
西側空堀
主郭・標柱
主郭にある説明板・井戸・土塁
荻窪城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 前橋市荻窪町にある北から南へ伸びた台地先端に築かれている。主郭の北側に土塁や空堀が屈曲して東西に伸びており、西側は竪堀になっている。
案内図によると、周囲には5つほどの曲輪があったようで、現在、民家や廃屋状態の小屋などが点在している。
【案内】 城跡北側の市道に面した表記番地横に入口道標が建てられている[マップコード20 886 315*56](地図)。
南に60m程行くと、東西に伸びた空堀があり、土塁が点在している。
主郭には標柱が建てられ、それ以外は民家となっている。
【歴史】 荻窪城は大胡城の出城であったと云われている。
荻窪地区に伝わる古文書には、「文和二年(1353年)足利尊氏の末派で赤荻主馬之介智宜、同弾正智則が居城、之により同村の字向山に城の守本尊として大日如来を祭り城の安泰を祈った」と記述されており、築城年代はこれ以前と考えられ、城主は赤荻一族と推定されている。『現地説明板』より。