羽生田城 (はにゅうだじょう)
所在地 栃木県下都賀郡壬生町羽生田2139-1 2015.1.7
羽生田城 (はにゅうだじょう)
所在地 栃木県下都賀郡壬生町羽生田2139-1 2015.1.7
羽生田小学校
土塁・堀址の標柱
土塁・明神宮
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 壬生町立羽生田小学校(表記番地)の敷地となり、西に「三ノ丸土塁・堀址」の標柱が建てられている[マップコード74 783 526*58](地図)。
土塁上に「明神宮」が祀られ、その北駐車場との間に堀が残っている。
【歴史】 文亀年間(1501~04年)に宇都宮氏家臣の壬生綱重により北の鹿沼氏を攻略するため、壬生城の支城として築城された。
宇都宮忠綱が鹿沼氏を滅ぼした際、壬生綱房は主導的役割を果たして鹿沼城を与えられた。
以降、壬生氏はは本拠を壬生城から鹿沼城へ遷し、羽生田城は中間拠点として機能した。壬生義雄の代には宇都宮氏から離反し、後北条氏に従った。
天正十八年(1590年)豊富秀吉による小田原征伐で壬生氏は滅び、羽生田城も廃城となった。