中沢城 (なかざわじょう) (市の史跡)
最寄地 千葉県富里市中沢716-1 2016.1.3
中沢城 (なかざわじょう) (市の史跡)
最寄地 千葉県富里市中沢716-1 2016.1.3
東側入口・説明板
説明板
空堀・右虎口
主郭跡・土塁
空堀
腰郭
西側入口・説明板
中沢城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 入口は2ヶ所ある。「日本ウッドワードガバナー」(富里市中沢251-1)の西に回り込み、畑の中央の農作業道を西に約200m行くと、東側入口があり説明板が建てられている[マップコード27 803 267*23](地図)。
右に約50m行くと虎口があり、その左手に空堀がある。虎口を入ると主郭があり、左に土塁がある。杉林、藪となっている。
堀を伝って西に行くと堀底道となり、腰郭があり藪をかき分けて下ると、もう一つの西側入口に、説明板(地図)が建てられている。表記番地の南に100mほど下った所である。
昭和五十七年(1982年)3月18日、富里市の史跡に指定された。
【歴史】 室町時代後半に千葉氏の勢力下の一城として築城され、城主としては千葉氏を始祖とする三谷氏が有力であると考えられている。
当時の武士は半農半士の身分であり、城主といえども常に居城していたとは考えられておらず、非常時のみ、この城に農兵と共に立て籠もったものと考えられる。また付近には矢崎、馬場などの城に関連する地名がある。