和田小屋城 (わだこやじょう)
最寄地 茨城県常陸太田市松平町561 2020.6.5
和田小屋城 (わだこやじょう)
最寄地 茨城県常陸太田市松平町561 2020.6.5
登城ルート
墓地への畦道
南側竪堀
主郭西端・堀切
主郭2郭間の堀切
2郭
西尾根の堀切
和田小屋城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 山田川に向けて西から伸びた標高113mの尾根に築かれており、北側に2つの郭が東西に並び、主郭南の猛烈な藪の中に数段の郭が並んでいる。
主郭周辺は倒竹の多い竹林で移動もままならないが、2郭との間に堀切がよく残っていた。2郭は東西に細長く、藪はなく普通の山林であった。
西尾根の堀切は2重とも言われているが、ほとんど1条にしか見えなかった。
【案内】 県道29号線「松平」交差点より南へ山田川を渡って表記番地に向かう。
駐車スペースは少ないが、右に曲がって登った坂道の左側に駐車できる[マップコード47 883 755*06]。
表記番地右の用水路に沿った道を南に行くとポンプ小屋がある。そこから堤防に沿って南西に60mほど行き、畦道を渡った山側から登る(地図)。
墓地の裏より南西に登り、竪堀右より尾根に取り付く。 少し登ると段郭があり、更に藪の中に段が見える。
藪を登ってゆくと、倒竹の多い竹林となった平坦地があり、北側に藪化した主郭があり、主郭より西へ行くと堀切、細長い2郭、尾根の堀切と並んでいる。
【歴史】 築城時期など詳細は不明であるが、棚谷城と共に山入城の支城と考えられる。