【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 常照禅寺(表記番地)の東側の山門の脇に「吉田城跡」(側面に由来文)の石碑が建てられ、駐車場がある[マップコード47 074 550*52](地図)。
本堂の南西の生垣に隠れて空堀が残っている(地図)。城跡は三方を沼に囲まれた舌状台地に築かれていた。
【歴史】 平安時代末期から鎌倉時代初期に大掾盛幹が、館を建てて吉田太郎と称し子孫代々勢力を競った。
応永年間(1394~1428年)末には江戸氏が水戸城を奪取してからは、吉田城もその一党の手に帰し、土塁や濠を強化したと推察される。徳川光圀が仏日山常照寺を建立した。『側面由来文』より。
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