野辺地城 (のへじじょう) (金鶏城)
所在地 青森県上北郡野辺地町野辺地1‐3 2014.8.12
野辺地城 (のへじじょう) (金鶏城)
所在地 青森県上北郡野辺地町野辺地1‐3 2014.8.12
資料館
野辺地代官所跡の標柱
空堀
野辺地城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 町立歴史民俗資料館(表記番地)や図書館などの敷地となっており、図書館東に「野辺地代官所跡」の標柱が建てられている[マップコード437 090 404*53](地図)。
南東側に空堀が残り、南から西にかけて崖となっている。
【歴史】 野辺地城は中世の平山城で、天正二十年(1592年)の「諸城破却書上」には、「野辺地 山城 七戸 将監 持分」とある。
北方及び西方に備え要害屋敷として、慶長三年(1598年)の「城持支配帳」には「野辺地館 弐千石 藤の丸石井伊賀」とある。
その後、小軽米氏、日戸氏が相次いで城代となり、享保二十年(1735年)に、盛岡・八戸両藩の独特の行政組織「通制」が敷かれた時、代官二名がおかれ、野辺地代官所となった。
明治元年(1868年)戊辰戦争において、津軽藩との野辺地戦争の際の南部藩兵の拠点であった。