太平山城 (おおひらさんじょう)
最寄地 栃木県栃木市平井町659 2021.7.6 7.19
太平山城 (おおひらさんじょう)
最寄地 栃木県栃木市平井町659 2021.7.6 7.19
登城ルート(緑線は車道)
太平山神社
奥宮登り口
居館跡・奥宮
奥宮の西斜面の石垣
南東の郭
南西の腰郭
主郭・ 富士浅間神社
拝殿裏の土塁
太平山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m(駐車場より)】
【感想】 栃木市にある標高341mの太平山に築かれている。山頂の富士浅間神社の建っているところが主郭で、背後に土塁、南西に腰郭が見られる。
南東尾根に2つの郭があり、奥宮西側の山頂斜面に石垣がある。
【案内】 県道269号線の國學院高校先より右折し、太平山神社に向かい「太平山神社前駐車場」が利用できる[マップコード64 713 172*13](地図)。トイレもある。
太平山神社(表記番地)へ行き、東側に奥宮の参道を登る。居館跡のような平坦地に奥宮が祀られ、西側に台地先端があり、その南東斜面に石垣が残っている。
尾根を経て北西の岩場の郭を過ぎ、さらに登って行くと富士浅間神社に着く。
「栃木市おおひら歴史民俗資料館」(栃木市大平町西山田898−1)に栃木市の城跡案内板があり、その中に太平山城のパネルが掲示されている。
【歴史】 詳細は不明だが、皆川城を本拠とする皆川氏の支城と推定されている。
永禄十一年(1568年)九月、北条氏康と上杉謙信は大中寺において和議を結んだ。そのあと謙信は太平山に登り兵馬の調練を行ったという。