館平城 (たてひらじょう) (館平山城・町館)
最寄地 秋田県能代市二ツ井町荷上場町館114 2017.4.25 10.27
館平城 (たてひらじょう) (館平山城・町館)
最寄地 秋田県能代市二ツ井町荷上場町館114 2017.4.25 10.27
登城ルート
No37鉄塔への登り口
出郭の社
南郭
主郭と南郭間の空堀
主郭
北側の堀切
擁壁北の堀切
館平城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 藤琴川右岸の標高87m比高約60mの独立丘陵頂上にあり、主郭の南北に堀切がよく残っており、西側を米代川の支流が流れ天然の堀となっている。
南の住宅地背後からも登れそうだが、今回は北から登ってみた。直登するのだが、直接尾根に行かず、尾根を左に見ながら徐々に高度を高め山頂を目指す。東側の擁壁と土砂崩れで尾根が極端に狭く危険だからだ。
2回目は南西の鉄塔管理道から登ってみた。間もなく鉄塔が見え左に行くと平坦地に出、出郭に社が祀られている。
左に上ると南郭に出る。その北に空堀、広大な主郭がある。
【案内】 県道317号線の表記番地西に細い道があり少し行くと、左側に駐車スペースがある[223 839 020*54](地図)。
草を分け入って登る。山頂北側に堀切が2ヶ所あり、山頂の主郭は東西約30m南北約100mと広大である。中央に南北に仕切り土塁が認められた。
その南に空堀があり、東西約15m南北約30mの南郭がある。その南東の高台に出郭があり社が祀られている。
南西の舗装道から砂利道へ変わる地点にある鉄塔管理道からも登れる[マップコード223 809 345*21](地図)。こちらの方が分りやすく楽に登れる。
【歴史】 十狐城を拠点とする比内浅利氏の家臣額田氏の居城と云われている。