鷹川城 (たかがわじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡嬬恋村袋倉175 2019.2.3
鷹川城 (たかがわじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡嬬恋村袋倉175 2019.2.3
登城ルート(緑線は車道)
南側の堀跡
城址標柱
左側の断崖
腰郭
諏訪神社・背後の土塁と断崖
鷹川城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高40m】
【感想】 吾妻川右岸の、大きく蛇行する地点に突き出た比高40m程の台地先端に築かれている。南前方以外の3方は断崖となっている。
諏訪神社鳥居先に、鷹川城址の標柱が立て掛けてあり2段になった郭があり、鳥居の手前ガードレール右側に堀跡のような窪みが見られる。
【案内】 当日は積雪があり、南側を通る村道の表記番地左より徒歩で登った(地図)。西側山裾の墓地の前で折返し、約300m登ると車道に出、更に車道を北に約300m行くと諏訪神社に着く。
車の場合はJR吾妻線「袋倉駅」前より入る[マップコード341 144 806*00](地図)。吾妻線トンネル上を通って車道を約1km行くと、諏訪神社に着く[マップコード341 174 037*70]。
「嬬恋消防団第9分団詰所」前に「←鷹川城跡」の標識が建てられている(地図)。道が多くあり、どの道を下りればいいのか分りにくい。
南西約3.5kmに鎌原城がある。
【歴史】 永禄三年(1560年)十月、岩櫃城主斉藤氏に与した羽尾道雲の攻撃に備え、真田氏方の西窪(さいくぼ)佐渡守を大将に防衛に当たった。
羽尾氏に与した湯本善太夫、横谷左近、浦野下野守らが、鷹川城を包囲したが、合戦には至らなかったという。