三ツ木城 (みつぎじょう)
最寄地 埼玉県桶川市川田谷2839-11 2015.1.29
三ツ木城 (みつぎじょう)
最寄地 埼玉県桶川市川田谷2839-11 2015.1.29
登城ルート(緑線は車道)
トイレ・北側空堀(用水路)から登る
北側の空堀(外側)
北西外側の土塁・両側に空堀
主郭・土塁
主郭南側の櫓台
三ツ木城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 城山公園の南にあるが、入口がわかりづらい。おそらく南側の民家敷地に隣接している祠のあるところが、虎口と思われる。
城跡は竹や樹木が茂っているが、2重の土塁と空堀がよく残っている。外側の空堀は用水路となっているようだ。
【案内】 県道12号線より狭い進入路を入った「城山公園管理事務所」(表記番地)南の駐車場が利用できる[マップコード14 258 253*48]。国道17号線「城山公園入口」交差点からも東側駐車場に入れる。
大池南の通路にトイレがありその先に説明板が建てられている(地図)。
城跡は公園とは別世界で放置され藪も多く道は無い(民有地かも)。説明板の裏辺りから土塁が見えており、空堀の幅1m程の用水路を越えて、土塁を崩さぬように上り下りしてゆく。土塁が二重に巡らされ、その間が空堀となっている。
主郭の南は民家敷地に連なるが、大手口と考えられる土塁があり、かっては深い堀があったと推定される。
竹林の中に本郭があり、北西戸南東の土塁は広く高く物見櫓台と思われる。規模は東西約120m、南北約110mの単郭の平山城である。
昭和四十四年(1969年)10月1日、県の重要遺跡に指定されている。
【歴史】 居住者については、鎌倉時代に源頼朝に仕えた足立右馬允遠元、あるいは室町時代に岩槻の太田氏に仕えた石井丹後守とする説もあるが、いずれも定かでない。近年の研究では、十四世紀代に築城されたものとされている。『桶川市教育委員会説明板』より。