大山城 (おおやまじょう) (町の史跡)
所在地 茨城県城里町大字阿波山2305−2 2020.6.20
大山城 (おおやまじょう) (町の史跡)
所在地 茨城県城里町大字阿波山2305−2 2020.6.20
登城ルート(緑線は車道)
説明板と標柱・登り口
説明板
標柱
主郭の愛宕神社
西側平坦地
北側のホテル大山城
大山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高20m】
【感想】 天守風のホテルの建っている所が2郭と思われ、南側の高台に主郭がある。訪れた時は草が茂ってはっきりしなかったが、櫓台の様な狭い上に愛宕神社が祀られている。
【案内】 国道123号線「阿波山十字路」より県道112号線へ入り、約200m行き右折して行った「ホテル大山城」(表記番地)の台地にある。
台地の道路側に城跡標柱、説明板が建てられている[マップコード188 659 271*85](地図)。
説明板の裏から道があり、折返し登ってゆくと、最高所に愛宕神社が祀られ、西から南にかけて主郭がある。
昭和四十八年(1973年)1月20日、城里町の史跡に指定されている。
【歴史】 長承元年(1132年)大掾氏の家臣・鈴木五郎高郷が築城したと云われる。
その後、貞治元年(1362年)9代佐竹義篤は、4男義孝を大山村に封じた。義孝は城を修築し地名に因んで大山氏を名乗り、大山氏の祖となった。
以後、9代230年余にわたって居城とした。
文禄四年(1595年)9代大山義則の時、佐竹領内知行替えで、小高城(行方市小高)へ移り、大山城は廃城となった。