高月城 (たかつきじょう) (高槻城)
最寄地 東京都八王子市高月町1250 2013.12.3 2020.6.29
高月城 (たかつきじょう) (高槻城)
最寄地 東京都八王子市高月町1250 2013.12.3 2020.6.29
登城ルート
登り口
北側堀切(右)
虎口
主郭
主郭南の土塁
南西尾根の堀切
高月城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 多摩川に合流する秋川の蛇行点に向かって伸びた尾根先端に築かれている。
7年後再度訪れてみると、標識は新しく建てられていたが、主郭は耕作放棄地となり草茫々で以前の面影はなかった。
それでも南西尾根の堀切を見ようと、芒を掻き分けて行くと馬出の土塁や平坦地があり、そこから下ると堀切が確認できた。
【案内】 秋川の南、都道166号線より西へ細い道を100m程行った、休業のホテル「高月城」(表記番地)に駐車させてもらい、道路の向かい側に入口がある[マップコード23 473 318*28](地図)。道路は狭いが、ホテルを過ぎた南西の道路横にも駐車できる。
比高約40mの山頂ヘ登る途中に堀切や土橋がある。頂上の平坦地に主郭があり、視界が開け紅葉が美しい。一部畑となっている。また南側に土塁が確認できる。
【歴史】 長禄二年(1458年)山内上杉氏の重臣で武蔵国の守護代大石顕重が築城し、二宮から移った。
永正十八年(1521年)大石定重が滝山城を築いて移り、高月城をその支城とした。
のち北条氏照の城となり、天正十八年(1590年)、豊富秀吉の北条攻めで廃城となった。