金沢城 (かざわじょう) (朝日館・東雲城) (しののめじょう) (市の史跡)
所在地 岩手県一関市花泉町金沢西川 2019.10.1
金沢城 (かざわじょう) (朝日館・東雲城) (しののめじょう) (市の史跡)
所在地 岩手県一関市花泉町金沢西川 2019.10.1
登城ルート(緑線は車道)
愛宕神社入口の標柱・説明板
説明板
あたご山公園
愛宕神社東側石段
主郭・愛宕神社
西側帯郭
金沢城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 一関市花泉町金沢(かざわ)西川の丘陵に築かれている。主郭は約40×38mで、南に伸びる細長い郭の周囲を帯郭で取り巻いている。
遺構は主郭周囲の切岸と帯郭程度で、あたご山公園として整備されている。
【案内】 国道342号線より北へ約400m行くと愛宕神社入口があり、朝日館の標柱と説明板が建てられている[マップコード199 666 261*86]。
そこより南に行くと「あたご山公園」がありそこに駐車できる。南東の神社入口前の休憩所内に説明板が張り付けてある。
南側に切岸を備えた主郭があり、愛宕神社が祀られている。
昭和五十一年(1976年)3月13日、一関市の史跡に指定された。
【歴史】 平安時代、藤原秀衡の家臣九郎が居住し、金沢伊豆と称した。
『薄衣氏系図』には康永元年(1342年)薄衣城主・千葉上総介清純の子・上総清胤が葛西氏より300余町を賜り、移住したと伝えられる。
10代後の金沢伊豆守信胤の時、天正十八年(1590年)豊臣秀吉の奥州仕置きにより主家葛西氏と共に没落したという。