村田氏館 (むらたしやかた) (村田和泉守館)
所在地 埼玉県入間郡毛呂山町平山1‐34−14 2021.3.3
村田氏館 (むらたしやかた) (村田和泉守館)
所在地 埼玉県入間郡毛呂山町平山1‐34−14 2021.3.3
登城ルート
北側土塁
南土塁から北方向
南東側土塁・横堀
西側土塁
村田氏館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 周辺はアパートや住宅地となり行き止まりの道が多く、館跡にある民家の所だけが、時間が止まった別世界の様だった。断って見させてもらう必要があるが、土塁も草が刈られよく残っていた。
【案内】 齋藤氏館の北側道路を東へ歩くと村田氏館があり、民家敷地(表記番地)となっている。「ゆずの里保育園」駐車場を寸借した[マップコード91 412 224*75]。
西側と南側に土塁が残っており、南側土塁外に空堀(かなり埋まっている)が認められる。北側にも低い土塁があり祠が祀られている。石碑などは見当たらない。
【歴史】 『新編武蔵風土記稿』によると、戦国時代北条氏に仕えた大野佐渡守序重の居館とされる。天正十八年(1590年)北条氏が滅ぶと、序重は当地を去った。
同年徳川家康の関東入封の後、上野の村田和泉守が当地に来て序重の屋敷を譲り受け居住したと云われる。