尾附城 (おづくじょう)
最寄地 群馬県多野郡神流町尾附241 2015.9.26
尾附城 (おづくじょう)
最寄地 群馬県多野郡神流町尾附241 2015.9.26
登城ルート(赤が主郭、緑が2郭)
登り口
腰郭と石段
主郭跡・ 社
主郭二郭間の堀切
二の郭櫓台・祠
二の郭跡
尾附城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【案内・感想】 国道299号線の「平原方面」標識のある交差点を右折、すぐ左折西に700m行きバス停向いに駐車し、右手の尾附集落への坂道を約200m行き、「NTTドコモ」の電源設備右手に登り口がある(地図)。「ドコモ鉄塔」横か向いの「尾附生活改善センター」横にも駐車できる。[マップコード247 006 507*75]
南に「二十三夜待供養」石碑の横の急斜面に石の段が残っている。上り詰めると虎口の先に、標高556m比高約40mの山頂に東西50m南北20mほどの細長い主郭があり、小屋掛けされた社が建てられている。
北と東に腰郭があり、堀切とそれに続いて北に延びる竪堀がよく残っている。その東に二の郭(地図)があり、櫓台と思しき高台に石祠が祀られている。その東から下ってゆくと、水道施設前に出て、バス停に行ける。
【歴史】 『上野国郡村誌九』によると、国峰城主小幡信真と共に武田信玄に従い、北条氏と戦った(現上野村)の朝春播磨守がここに砦を構えた。
山中衆を率いて播磨峠に陣を張って、天正九年(1581年)武州三山村(現小鹿野町)で戦ったと云われている。