峠下台場 (とうげしただいば) (七飯台場)
最寄地 北海道亀田郡七飯町峠下598 2017.7.10 7.16
峠下台場 (とうげしただいば) (七飯台場)
最寄地 北海道亀田郡七飯町峠下598 2017.7.10 7.16
登城ルート(緑線は車道)
小沼側登り口
林道と登り口(511m)
尾根を左へ(ピンク紐)
台場・標柱
現況案内
北東側砲台スロープ
北西側砲台スロープ
峠下台場跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高210m】
【感想】 一回目は七飯発電所側から登ったが、途中から土砂降りとなり、2回目は、雨予想の早朝の降り出す前を狙って小沼南から登ってみた。
小沼南の標高345m(現地には349mと表示)の山頂にあり、変形の7稜郭で意外と小規模であった。
7稜郭の土塁が白い紐で表示され、中央に「箱館戦争台場跡」の標柱、「台場現況案内」板が建てられている。
大沼、小沼、や駒ヶ岳、大野平野が展望できるそうだが、雨の前で靄っていて見通しはきかなかった。
【案内】 ルート①[お薦め] 国道5号線の大沼トンネル北の信号交差点より右折、道道338号線に入り約350m行った右側に駐車スペースがあり登り口がある[マップコード86 723 418*30](地図)。
やや緩やかな林道を800mほど行くと「台場まで511m」の標識があり、左に登り300mほど行くと尾根に出、ピンクの紐が木に括られている。
そこを左へ250mほど登ると、堀があり更に登ると台場(清川陣屋方面の標識あり)に着く。
ルート② 七飯発電所(表記番地)の1.1㎞北[マップコード86 664 492*18]の直角のカーブの所に「七飯林道」の標識が立っている(地図)。
そこで道は左へ直角に曲がりまもなく通行止めのゲートがある。駐車し、徒歩で200mほど行くと「七飯2号作業道」に出「台場まで1.05km」の標識がある。
木道を登って100mほど行くと林道に出、左に林道を隈笹を掻き分け200mほど行き三叉路を右に、だらだら下って400mほどゆくと、ルート①の「台場まで511m」の標識の登り口に出る。しかし、ここで雨が激しくなり引き返した。
【歴史】 幕末、旧幕府軍によりフランス人士官ブリューネの指導の下、短期間で砲台場が構築された。
明治元年(1868年)10月22日、峠下村で維新最後の戦い「箱館戦争」が始まった。